楽曲評論家クソDDのアイドル三十七房

アイドルの話しかしません。

清 竜人25「メーク♡ラブ♡ツアー」@福岡BEAT STATION

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清竜人25が、来月解散する。

 

解散前の最後のツアー、その千秋楽はまさかの初福岡。

もちろんチケットはソールドアウト。発売開始と同時にチケットを取った2017年初頭の自分の頭を撫でてやりたいレベル。

よくチケット取ってくれたよ、年明け直後の俺。よくこのライブに行かせてくれたよ、春を待っていたであろう俺。案ずるな、心配しなくても5月末に斎藤佑樹は久しぶりの本拠地白星を挙げるから。1軍と2軍行き来してても長い目で見てやってくれ。

いや、それは今はどうでもいいんだ。よくないけど。おめでとう佑ちゃん。次の登板が肝心だから。まぐれ呼ばわりされないように、次は6回7回投げきってほしいね。やっぱ立ち上がりは高めに浮くっぽいから、うまく低めに集めてゴロアウト量産できれば7回100球ぐらいでいけそうだよね。

 

あ、本題に戻ります。

 

 

結成したてのころは、センターが男だとか女の子は全員清竜人の嫁だとか、突拍子もない設定に翻弄されて何かと色物扱いされてきたこのグループ。

ところがどうだ。結成から3年。人気絶頂の只中にもかかわらず解散宣言をし、今にも伝説になろうとしている清竜人25は、色物グループどころか「アイドル」としてあまりにも完成され尽された一つの正解になってしまった。

 

ステージ上で繰り広げられるのはひたすらハッピーな楽曲の中でイチャイチャする旦那と嫁の構図。こうやって文字にするとなんかアレだけど、あのステージを実際目の当たりにしてハッピーにならない人はいない。

 

ところが、周りはみんな泣いていた。俺も泣いた。隣にいた全然知らない、多分地元から来たであろうあんまりライブ慣れしてないのに号泣してる、NewERAのキャップ被ったハタチ前後の青年に半ば無理やり肩組まれながら泣いた。あの子は絶対優しい大人になれるよ。いい嫁さん見つけて幸せになれよ。どこの誰だか知らねえ奴といきなり肩組んで泣き出すのはライブハウスと居酒屋だけにしとけよ。

 

だって、こんな最高なのにもう見れなくなるってさ。ありえねえよ。

 

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ちなみに5月29日は第6夫人の清可恩さんの誕生日だった。

それもあってライブ当日(30日)はピンクサイリウム染めの生誕企画が有志の方々によって実施された。本当、ああいうのを企画して巻き込んでやってくれる人たちには頭が上がらない。

 

「The♡Birthday♡Surprise」の落ちサビで一斉点灯、泣き崩れる可恩さん、泣き崩れる俺。ケーキを持って登場する竜人くん。拍手とピンク色で溢れるフロア。この状況を「幸せ」と呼ばずして何と呼べばいいんだ。これ以上適切な語彙は俺の中にないよ。誰か教えてくれ。辞書引いてくれ。

他のアイドルには存在し得ない感情が清竜人25にはある。だって他のアイドルに旦那いねえもん。成立しねえもんこんなの。曲もハッピー極振りだし。

 

本編が終わって、アンコールが始まって、「25♡」が流れたらやっぱりまた泣いちゃって、それでも最後は「LOVE&WIFE&PEACE♡」で終わらせてくれるあたり、やっぱり涙じゃなくて笑顔で終わるライブに仕上げてくれた。

 

この曲、本当、天才的に幸せだから。聴いて。マジで。

 

冗談抜きで、こんなグループいる?他に。

もちろん他にもいいグループはたくさんある。ただ、他のグループが向けない方向を向いて、ここまで突き詰めて完成されつくしたアイドルってやっぱりどこ探してもいないし、今後も絶対出てこない。出てきたとしても25は超えられない。

これぞアイドル。一大ムーブメントだよ。WOW WAR TONIGHTだよ。TKも25のライブ見たら涙流して隣の知らない奴と肩組んだりしちゃうんだろうな。

願わくば、清家と清家を好きな人たちが、一生この幸せを抱え続けたまま生きていければいいなと、思わされてしまうライブでした。

 

 

清竜人25が存在する時代に生まれてこれて、俺は幸せだよ。