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楽曲評論家クソDDのアイドル三十七房

アイドルの話しかしません。

TIF関連でいろいろと手に入れたCDの話

結局30枚ぐらいいろいろと買っちゃっていくら使ったか覚えてないけど、やっと全部聴けたので何枚かピックアップして話します。

 

Peach sugar snow - キミと僕のwhisper

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サララさん加入後の新生PSS初のアルバム。Peach sugar snowについてはここで何回も触れてるから割愛。山梨発のウィスパーボイスアイドル。

いや~~、良い。この一言に尽きる。「さよなら惑星」「仮初の涙」のころは結構ローテンポで抒情味のある曲が多かったイメージが強くて、これはもうK&Mの小林清美先生にとっては専売特許みたいなところあると思ってて。歌詞の重さというか、救いのなさと相まってなんか印象に残る曲っていうのが多かった。

サララさんが入ってからのこの新譜は、歌詞の救えなさ加減をうまくキープしながらちょっとアッパーさが増してる印象だった。「絶望の中の希望」とか特に。でも全編やっぱりウィスパーボイスだから、ただのアッパーな曲で終わらずにどこか印象に残る曲としてPSSなりの「ウィスパーボイスソング」を確立してきてる気がする。すごいわ。

あと僕が大好きな音楽ライターの南波一海さんがタワレコ内に立ち上げた新レーベル「PENGUIN DISC」からのリリース1発目CDがこれ。タワレコ新宿のレーベルお披露目イベントにも行ってきたけど、楽曲派垂涎のメンツがそろってた。

 

RYUTist - 日本海夕日ライン

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「柳都(=新潟市)のアーティスト」でRYUTist(リューティスト)。新潟発のロコドル。ちなみにRYUTistPSS同様PENGUIN DISC所属になった。最高。

新潟がマジで今やばい。NegiccoNGT48はもう誰でも知ってるレベルだと思うけど、ここにさらにRYUTist。新潟すごい。移住したい。各地様々なところでロコドルは日々生まれては消えていくけど、新潟はいま日本で一番ロコドルに関しては成功してると思うな~。なんでなんだろう?そういう土壌ができてるからかな?

なんだろう、この嫉妬。ロコドルのお手本みたいなグループだから新潟をすごい大事にしてるし、当然活動の中心も新潟だし、だからこそ感じる嫉妬。羨ましいを通り越して悔しいんだけど。西日本にも遊びに来てください。お願いします。西日本にもいいゆるキャラそろってるんで。

アルバム全編通して結構テンションの高さが統一されてるのもあって相当聴きやすいし、「日曜日のサマートレイン」あたりで「いま俺最高のポップスアルバム聞いてるわ~」って思えるところが、攻め方の違いこそあれどなんとなくNegiccoと共通性あるかも。今回買ったCDの中では一番ヘビロテしてる。名盤。あと歌詞カードの地図がかわいくて好き。あとなんにでも「さん」をつけたくなる。

メンバーの佐藤さんに、唯一神矢島舞美と同じ雰囲気を感じるのは僕だけだろうか…

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 一応ポスターにサインも押さえといた。

 

校庭カメラガールツヴァイ - Dis dear month of August

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通称「コウテカ2」。そういえばイギリスのテクノグループに「Autechreオウテカ)」っていたよなとか思ってたら略称をそこに寄せたかったから「校庭カメラガール」っていうグループ名にしたらしい。いろいろとメンバーチェンジを経て、今はドイツ語で「2」を意味する「ツヴァイ」が付いたグループ名へ。

今のラップ・ダンスミュージックアイドルシーンを牽引するのがlyrical schoolだったとするなら、そこに追随していくのはhy4_4yhとかRHYMEBERRYとかコウテカとかになるんだと勝手に思ってる。リリスクに比べると市場はニッチなんだけど、確実にコア層のハートをがっちりつかんで少しずつ地上へ顔を出しつつある感じ。それぞれちょっとずつどころか結構ニュアンスは違ったりするからひとくくりにしていいのかはあれだけど…。そもそもコウテカはヒップホップじゃないって明言してるし…。

前回の「Leningrad Loud Girlz」に入ってた「Trip with Mr.Sadness」っていう曲が個人的にめちゃめちゃ好きでコウテカ相当ハマったんだけど、今回はそういうのとはちょっと一線引いてるというか、アルバムタイトルにもあるように結構「8月」とか夏についての心象風景みたいなものをイメージした曲があって、ちょっとコンセプトアルバムっぽいな~っていう感じもあった。これはこれでアリだな。イケイケの集団が浜辺とかで聴いてそう。

 

青森ナイチンゲール - NEBUTA ~跳~

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完全に勢いだけで買ったら結構面白かったのでサインをしてもらったCD。タイトルがあれだから相当縦ノリで太鼓とか入ってくるのかな?と思ってたらまさかのミニマリズム。ぶっちゃけイントロで「えっ?OVERTURE?出囃子?」って思ってしまうぐらい想像と真逆のものが来て面食らった。

青森だったらりんご娘のイメージが結構強いけど、無理やり追いついてきたな~って感じする。音の打ち込み感とかも結構地下っぽさがあって、CD-Rとか普段から現場で買いあさってる人にとってはかなり耳なじみある音じゃないかと思う。

まだ全然詳しくないから何とも言えないけど、ちょっと追っかけてみようかな。とはいえ青森まで行けないので切に西日本に来てくれることを願う。

 

Suchmos - MINT CONDITION

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ハウプト界隈の人が紹介してたので気になって入手。このバンド単純にすごいなっていうのがもう「日本人離れしたグルーヴ感」。あぁ、このワード言いたかった。

ブラック・ミュージックってスティーヴィー・ワンダーとかマーヴィン・ゲイとか、ああいう黒人しかやっちゃいけないというか、いい意味でそうじゃないと成り立たないはずのカテゴリーな気がするんだけど。ソウル・ロック然り。年長者がやってこそ、みたいな。

多少なりともジャミロクワイとか大昔一人でコピーしようと奮闘した結果全くモノにならなかったりしていた学生時代の自分に聴かせてやりたい。日本にもこういうのあるんだって。あとボーカルの方のスター感がなんかすごい。よくわからないけど。

 

パスピエ - 永すぎた春 / ハイパーリアリスト

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パスピエすっごい好きなので今回の新譜はド直球ストライクでたまらなかった。「ハイパーリアリスト」のピコピコ感を聴くために2016年は始まったんだと言っても過言ではない。

パスピエって、聴く人の印象はそれぞれだと思うけど僕は決してウェルメイドなバンドじゃないと思っていて…。均整が取れてるとかそういうわけじゃないにもかかわらず、これこそ「THE 今風のポップスバンド」って言えてしまうあたりに音楽シーンの隆盛を多少なりとも感じる。

自分が元々洋楽とか全然興味なくて、基本的には邦楽ロックだけをひたすら聴き漁って育った人間だから好きっていうのもあるかもしれない。みんなKANA-BOONとかKEYTALKとかフレデリックとか夜の本気ダンスとか安直で好きじゃないとかすぐ言うけど全然普通に好きだし。4つ打ちダンスビートはやっぱり正義だよ。困ったら裏拍でハットを開ければいいんだ!!!!

 

 

さすがに買いすぎたとは思う。