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楽曲評論家クソDDのアイドル三十七房

アイドルの話しかしません。

「シン・ゴジラ」が楽しみかつちょっと不安だ。

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『シン・ゴジラ』予告

めちゃめちゃ楽しみなのは僕だけではないはず、「シン・ゴジラ」。前作「ゴジラ FINAL WARS」から気づけば12年が経ち、もはや「FINAL WARS」の主演がTOKIOの松岡さんでヒロインが菊川怜さんだったことを誰もがすっかり忘れてしまったころにやってきたゴジラ新作。

そもそも「ゴジラ」というコンテンツにリアルタイムで触れたことのない子が小学6年生になる年だし、これまでの「ゴジラ」のコンテクストを一回ぶっ壊してみようというコンセプトで作られているのがこの映画。だからこそ過去の「対決(VS)」シリーズやミレニアムシリーズとは一線を画したゴジラ自体のデザインがされていたり、豪華キャストを総勢300名以上動員したり、総監督を「エヴァ」でおなじみ庵野さんにやってもらったりとこれまでの「ゴジラ」とは一線を画した取り組みが多い。

僕は個人的にゴジラに限らず、戦隊ものも仮面ライダーガメラモスララドンもバランも全部ひっくるめて特撮が好きなので普通に楽しみだし絶対見るけど、新しい「ゴジラ」を構築していく=新規ファン層を開拓していくっていうところにつながるプロモーションがあんまりされてない気がして、「この映画、普通にちゃんとプロモーションしたらウケるはずなのになんかコケそうな雰囲気出してね?」と思わされているのが若干不安。

 

まず、「この映画、どこの層を狙ってるの?」というところ。

東宝側は「オールターゲット」と明言してるけど、じゃあオールターゲットに向けた広告戦略のやり方でやってんのかな?って思う部分が多々。そもそも「現実(ニッポン) 対 虚構(ゴジラ)」っていうコピーがなんかもう…。いかにも「そういう層」向けというか、マニア臭い。「ゴジラ」っていうコンテンツの余力を過信しすぎているような気さえする。「12年暖めた、日本特撮界が世界に誇る「ゴジラ」の新作だよ!?見に来るに決まってるでしょ!?」っていう押し売り感が否めない。

 

それもこれも、庵野さんを総監督に据えたところからすべてが始まっている気がして…。東宝庵野さんに依頼したきっかけが、「エヴァ新劇・Q」で同時上映されていた「巨神兵東京に現わる」っていう作品だったらしいけど、このタイミングの「ゴジラ」を庵野さんにやらせるっていうのはどうなの?と思わなくもない。

庵野秀明っていう映画監督は「神格化」を得意とする人だと個人的に思っている節がある。やっぱり「エヴァ」シリーズに起因するイメージが大きいのは大きいけど、「巨神兵~」だって神の使い的なイメージでもあったと思うし、庵野さんが昔やってた「ナディア」にも実はちょっとそういう要素入ってるんじゃね?と思ってるとこがある。

で、「シン・ゴジラ」。この「シン」には「≪新≫ゴジラ」「≪真≫ゴジラ」そして「≪神≫ゴジラ」とかいろんなイメージがだぶらせてあることは言うまでもなく、やっぱりどこかで「ゴジラ」を神格化する構成が裏テーマとしてある。新しいゴジラかつ、真のゴジラかつ、神たるゴジラをつくる…みたいな。オールターゲットに向けたエンタメ映画を追及するんなら、そんな深読みさせる要素もりだくさんにしなくてもいいんじゃないかなあ…と思ったり思わなかったりしながら公開を待ってる。

 

ああだこうだ言ってるけど僕はものすごく楽しみです。一般層にはウケ悪いかもしれないけど、僕はいわゆる「そういう層」の人間だからなんのしがらみもなく見れるし。子供のころに初めて見た「ゴジラ」は「ゴジラモスラキングギドラ 大怪獣総攻撃」だった。未だに不思議だけどなぜか同時上映が「ハム太郎」だったのはすっごい覚えてる。「ハム太郎いいから早くゴジラやれよ!!!」ってめちゃめちゃ思いながら1時間ぐらいハム太郎見てた。そこからビオランテキングギドラデストロイアやスペースゴジラに戻っていって、「大決闘」「総進撃」「大進撃」とかを中学・高校時代に見てた。ともかく、そういう自分のようないち特撮マニアが非常に興味をそそられる映画なのは間違いない。

 

いよいよアイドルの話しなくなってきたなこのブログ。