楽曲評論家クソDDのアイドル三十七房

アイドルの話しかしません。

第1回「欅坂46、平手友梨奈の次のセンターは誰だ」ダービー

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久しぶりにガチガチのアイドルヲタクみたいなブログを書いてみます。ウィヒ。

 

欅坂46の4thシングル「不協和音」、みんな聴いた?

 

歌詞で主張してることがほとんど1stの「サイレントマジョリティー」と同義じゃねーかというツッコミはさておき、基本的には好き。こういうアングラな感じを出してくる曲の背中は無条件に押したくなる。ていうかどんだけ多数派の軍門に下りたくねえんだこのグループ。少数派であることを恥じないのは立派だが、このご時世出る杭はギッチギチに打たれるぞ。

 

カップリングの「W-KEYAKIZAKAの詩」もいい~。乃木坂でいう「乃木坂の詩」。

 

 

欅坂がデビューしてからというもの、当面の間は「14歳の最年少センター・平手」というのがもっぱらの触れ込みだったわけだけど、これまでの曲のMVを見てくる限りでは至って妥当な感じさえある。

 

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この眼力。地方都市のバンドマン崩れぐらいなら睨みを利かせるだけで殺せそう。

アイドル界広しと言えど、14歳でこのレベルの存在感を出せるセンターというのはなかなかいない。前田敦子大島優子とかあの辺とはまた違うベクトルの凄さ。

この平手さんが今までは欅坂46不動のセンターとして君臨していたわけだが、今後もし他のメンバーがセンターに立つことになったとして、この絶対的センターと同等もしくはそれ以上の完成度を出すことができるのかどうか、という話で今日はめちゃめちゃ盛り上がったのでもう少し掘り下げてみようと思う。

 

ちなみに、先輩グループである乃木坂46の場合はどうだったのか。

 

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乃木坂はデビューしてから5枚目のシングルまでは、皆さんご存知の生駒里奈がセンターを務めていた。その後はいわゆる「福神(ふくじん)」と呼ばれる中心メンバーが入れ代わり立ち代わりでセンターを務めるというシステムになっている。

ちなみに最新作「インフルエンサー」では西野七瀬白石麻衣のダブルセンター。この2人ほんとかわいくてもう…。乃木坂はとりあえずこの2人を推すこと前提で見るといろいろと幸せになれると思う。

 

 

といった感じで、乃木坂のほうはなんとなく「センター」が務まりそうな人材が豊富にそろっている。ちなみに今までセンターをやったことがないメンバーの中にも、あれ?この人やってなかったっけ?って人が何人かいる。秋元さんとかかずみんとか、あと箸くんとか。

 

一方、欅坂46

といってもまだデビューしてたった1年しか経っていないのでそもそものキャリアがべらぼうに違うのは置いておくとしても、どうだろう。平手さん以外でセンターになって違和感のないメンバーって誰だろう。

そんなわけで、第1回欅坂46次のセンターは誰だダービー開催!完全に俺の主観だ!だから書いてある内容にごちゃごちゃ文句を言いそうな可能性があるやつは読むな!許せ! 相当失礼なことも書いてると思うけど俺欅坂めっちゃ好きだから!

 

 

◎本命

・渡辺 梨加(わたなべ りか)

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通称「ベリカ」。欅坂の中で一番かわいいメンバーと言われるのと同時に、欅坂の中で最も「何もできない子」といわれる最年長。冠番組の中では余すところなくポンコツぶりを発揮し、カメラが回っているとほとんど何もしゃべらないし声もとにかくめっちゃ小さい。

ただやっぱりそのルックスとカメラが回ってないところでの立ち振る舞いに釣られる人が多い。普段そんなに喋らないからこそ不思議かつ謎めいたキャラクターとしての求心力に期待したいところ。

 

・長濱 ねる(ながはま ねる)

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「ねる」は本名らしい。長崎県出身の、欅坂が誇る才女。最近ではやたらクイズ番組での露出が目立つようになってきた。タイムショックやくみつるに負けてた時は割とガチでやくみつるに殺意が沸いた。やくじゃなくてねるが見てえんだ俺は。

グループ加入時に家庭内の事情でごたごたあって、本隊への合流が遅れたために「欅坂46」ではなく「けやき坂46」(ひらがなけやき)からの活動スタートを余儀なくされたものの、気付けば漢字欅と兼任しつつ2期生でもあるひらがなけやきのボス的存在に成りあがった。

そのおっとりしたキャラクターにハマる人が続出。ひらがな兼任ながら今最も順当に欅坂のセンターをやれそうな人材。ただその出自からして乃木坂で言うと秋元さんポジションなので、そうすんなりとはいかないだろうというのが大方の予想。

 

○対抗

・志田 愛佳(しだ まなか)

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順当に人気のあるメンバー。グループ内では1,2を争うクールビューティーキャラだがただのキャラに収まってしまっていて実際はあんまりクールでもない気がする。

先日友人と話をしていた時、「志田ちゃんのさ、あの『頼みこんだらヒールで踏んでくれそうな感じ』がいいよな」って言ってるやつがいたけど、そう思ってるのは多分お前だけだと思うし天地が返っても志田ちゃんがお前をヒールで踏むことはねえし。身の程を知れ。ちなみに踏んでもらえるんであれば僕も踏んでほしいです。

 

・鈴本 美愉(すずもと みゆ)

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これまでのシングル表題曲MVで、割と目立つところにいてチラチラと視界に入ってきてサブリミナル的なアピールを続けてくる、精悍な顔立ちをした愛すべきおバカ。

なぜか僕この子の生写真2枚持ってるんだけど、生写真とか公式の宣材とかは微妙に写り悪いのにテレビとかブログとかで見るとえ!栗太郎めっちゃかわいいんだけど!ってなるのはおそらく坂道ヲタあるある。あ、栗が好きなのであだ名は栗太郎です。

 

△要注目

・土生 瑞穂(はぶ みずほ)

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正直テレビやMVで見る限りはそんなに取りざたされるメンバーではないんだけど、なぜかちょこちょこ目を引かれてしまうメンバー。ルックスはもちろん脚が半端なく長いモデル体型で女性人気をがっちり囲い込めそう。

地の力は十二分に秘めているはずなので、これからの活躍に期待。乃木坂でいうかずみんとか箸くんポジションになれる逸材。

 

・渡邉 理佐(わたなべ りさ)

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デビュー当初はウルトラ芋っぽい感じだったのに気づけばなんかカッコいい女子になってた。志田さんと対を成すクールビューティーキャラ。

実は平手さんっぽい眼力とか佇まいとか、近いものがありそうな気がしている。個人的に。なんだかんだでここまではほとんど選抜の前列中心に位置しているため、ぬるっと中心に入り込んできてもそんなに違和感がないというか、むしろカッコよさを追及するのであればこういうタイプの人がセンターやってみるっていうのも面白い気がする。

 

×大穴

・上村 莉菜(うえむら りな)

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「不協和音」のMVでやたら目についたのがこの人。

乃木坂で言うと、飛鳥ちゃんとかと同じ雰囲気を感じるのは僕だけではないような気もする。どこかで自分を俯瞰して見ているというか、なんか第3者目線を常に持って自分を見ていそうな感じ。

「不協和音」の上村さんめっちゃかっこよくて…。タイムコード00:38あたりのキメ顔とか、こんな顔するんだ…って感じで。やってやるぜ感がかなり出ててよかった。

 

・守屋 茜(もりや あかね)

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通称「軍曹」。なんでもかんでも負けるとすぐ泣く。平成の世に落とされた国生さゆりの生まれ変わり。

乃木坂とか見てると、こういうタイプの子はセンターになりにくいのかな?って思ってたけど、ここ最近この人半端ないよ。存在感。MV観てるとめっちゃ思う。

なんか、アプガの森ティーとか元アイドリングの酒井瞳さんとかあの辺と同じ雰囲気。腕相撲のイメージが強烈すぎるんだな。

 

 

 

あなたならどの子に賭けますか?

もちろん、ここにいないメンバーでも可。ていうかできることなら全員ちゃんと紹介したいぐらいおもしろいグループなんだけどなー。

ちなみに僕はゆっかー推しです。

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あなたの好きな日本のインストグループって何ですか?

この問いへの答え方で、なんとなくその人の人となりが見抜けます。

 

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SPECIAL OTHERSと答えたあなたは、『フェスといえばロッキンよりもサマソニよりも、ライジングサンかアラバキ派』の人。

DEPAPEPEと答えたあなたは、絶対家に1個は麦わら帽子ある。

「te'」と答えたあなたは、とりあえず音がでかくて音圧さえあれば割と何でもよくなってしまうタイプの人。あと大体バケットハットが好き。あと9mmも好き。

YMOと答えたあなたは、おじさん。実年齢が若かったとしても趣味嗜好のベクトルが完全におじさんのそれ。「ライディーン」流しとけば2時間は語るタイプ。

カシオペアと答えたあなたも、おじさん。YMOよりも純度高めのおじさん。ややおじいさんに足かかってるぐらいのレベル。

SAKEROCKと答えたあなたは、8割の確率でここ3~4年の間にSAKEROCK星野源の存在に気づきハマっていったタイプの女子。あと1割の確率でフェミニスト。もう1割の確率でハマケンのキャラが好きな変態。

 

大体当ててる自信あるわ~。

しかし何回聞いてもこの曲、未来生きすぎ。時代錯誤甚だしい。

 

この世にインストバンドなど星の数ほどあり、そのそれぞれにそれぞれの良さがある。ちなみにスペアザもデパペペもte'もYMOカシオペアSAKEROCKも全部好きです。ただ女子十二楽坊とかに関してはちょっとよくわからないんで、「インスト!?女子十二楽坊!!」って感じで覗きにきた鼻息荒めなおじさんとおばさんは申し訳ないんですけどお引き取りください。ていうか中国だし。あとAphex Twinとか言ったやつもさっさと帰れ。ここにお前の居場所はねえ。コーンウォールへ帰れ。

 

 インストの何がいいかっていうのは人それぞれだと思うけど、その最たるところは「強烈な投影感を得られる」ところにあると思っている。

 

歌モノは歌詞があって、歌があるのが当たり前で、歌詞の中の登場人物や風景描写を追体験することによりカタルシスを得る。

直接的な表現をあえて避けて聞き手の理解力にゆだねる場合も多々あるにしろ、どうしても「枠」ができてしまうのはしょうがない。

スピッツの「春の歌」聴きながら雪景色想像しろって言われても無理だ。そういうことだ。歌モノにはいい意味でも悪い意味でも「枠」があって、そこから外へ出ることは基本的にはできない。

それが歌モノの良さでもあるんだが。

 

インストというのは歌詞がない。歌がない。場合によってはメロすらない。

だからこそ自分の好きなままの物語を強烈に投影することができて、歌モノにはないオーダーメイド感が味わえる。付けようと思えば自分で歌詞だってメロだってつけられるわけだし。

ただそうやって付けたメロや歌詞は往々にしてしっくりこない。

なんなんだろうあの現象。

 

だが逆に言うと、インストの曲で「枠」を作ることはめちゃめちゃ難しい。

どうとでも解釈できるからこそ、春の曲を作ったつもりなのに「冬っぽいな~この曲」と思われてしまうこともある。そりゃあ歌詞がないから、この曲が春だということを指し示す物差しがないわけだから、当然そうなるのもしょうがない。

だからこそ、インストなのに「枠」がある曲が作れるインストグループっていうのは本当にすごいんだと思う。

 

さあこっからがやっと本題だ。

今日は「あらかじめ決められた恋人たちへ」の話がしたいんだ。

 

この曲を聴いて、どういう風景が浮かんだだろうか。

過半数が「少年・少女時代」と答えたはずだ。

絶対そうだ。いや違うとは言わせない。

 

こんなノスタルジックな曲ある?聴いてたらそのまま眠りについて目が覚めたら小学3年生ぐらいに戻ってそうだよ。夕方の街をランドセル背負って歩いて帰るあの感じ。縁石の上と白線の上しか歩けないっていう謎の自分ルール作って家までの道を歩いてたあの日々。友達と遊んで日が沈んで、坂道を自転車でかけ下りながら家に帰るあの風景。交わした言葉も嗅いだ匂いも秒で思い出せる。

 

…っていう「枠」の中でのオーダーメイド物語が出来上がる。

すごくね?これ。

まあ確かにちょっとズルいところはある。鍵盤ハーモニカとか使われるだけでノスタルジーだし。あの音で引き戻される感じはあるけど、それ抜きにしても畳みかける構成とPVの逆再生も相まってとんでもねえノスタルジー。

初めてあら恋聴いたのが学生のころで、なんかそれ以来思い立っては聴いてまた思い立ったときに聴いてっていうのを繰り返してる。絶妙な中毒性。

 

あとこのライブ感。

イントロのメロがテルミンっていう超絶飛び道具なのに泣ける感じ。

一見カオスなのに、超ロジカルなカッコよさ。半端ない。

 

インストの曲の良さは何度も言うようにオーダーメイド感なわけなので、あんまりあれこれこねくり回して説明するよりも、自分にぴったり当てはまる情景描写を探しながら、自分なりの追体験状態でとにかくいっぱい聴いてもらうのが最高に気持ちいいと思う。

 

というわけで、ここまで見た皆さんは来月出るあら恋のベスト買ってください。

 

聴き終わってから、聴いた人同士でおれはこんな物語だったとか、おれはこういう風景が浮かんだとか、そういう話ができれば、それはとてもインスト冥利に尽きる素敵なことだと思うんです。

 

ちなみにこのブログ的に言うと、あら恋でベース弾いてる剱さんが完全にただのハロプロヲタで推せる。

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BiSH「NEVERMiND TOUR」@福岡DRUM LOGOS

いやーーーーーーー、やられた。

BiSH、再三に渡って言い続けてきたけど、また更新された。最高が。おかげで声が出ない。腕も上がらない。満身創痍。普通にアザできたしポケットに入れてたタバコとライターは気づいたらどっかいってたし靴紐も切れたし。

それでも、この多幸感でぜんぜんプラス。タバコもライターも靴紐も買えばいい。

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1. Am I FRENZY??

2. DEADMAN

3. OTNK

-MC-

4. ウォント

5. 本当本気

6. Hey gate

7. ファーストキッチンライフ

8. デパーチャーズ

9. DA DANCE!!

10. Primitive

11. My distinction

12. サラバかな

-MC-

13. スパーク

14. Stairway to me

-鬼バンドソロ-

15. ヒーローワナビー

16. MONSTERS

17. beautifulさ

18. ぴらぴろ

19. オーケストラ

 

EN1. ALL YOU NEED IS LOVE

EN2. BiSH -星が瞬く夜に-

 

 BiSHのワンマンは今回で3回目なんだけど、別に意図したわけじゃないのに毎回シチュエーションが違うときに行ってしまう。1回目はまだハグ・ミィがいたころだし、2回目はアユニ・Dの加入直後。

そして3回目になる今回の「NEVERMiND TOUR」では、BiSHの楽曲プロデュースを手掛けている松隈ケンタが率いる『鬼バンド』というスリーピースのバックバンドが全公演帯同している。BiSHがバックバンド体制でツアー回るのは初めてだったかな。

ちなみにこの人たち、ガチの鬼だった。ファッションじゃないほうの鬼。節分に出てくるやつとかじゃなくて、桃太郎を待ち受けてるガチなほうの鬼がギターとベース背負ってスティック握ってた。そんぐらいの気迫と音圧。

 

結成当初から追ってるグループではあるけど、ここまで露骨に場数を踏むことによって成長していくグループもなかなかいない、と思ってる。

実際、今年に入ってからも結構な数の現場に行ってるつもりではあるんだけど、でもBiSHはどうしてもレポを記しておきたくなるぐらい毎回良い。ほかが悪いというわけじゃないけどね。成長と変化の早さが露骨。

 

過去の公演と比べても今回特に際立っていたと思うのが、「バカ騒ぎパート」と「聴かせるパート」をくっきりはっきり差別化していた部分。

 

大前提として、BiSHの曲は全部手放しでめっちゃ良いじゃないですか。そのなかでもバカ騒ぎ曲と聴かせる曲の2種類に大別できると思うんですよ。これは別にBiSHに限った話ではないけど、特にこのグループはその差が顕著。

こういうのがバカ騒ぎ曲だとすれば、

こういうのが聴かせる曲。わかりやすいね。

 

セットリスト見ると、あからさまに区分けしてある。1~9はバカ騒ぎパートで10~15は聴かせるパート。16~19は完全にアンセムの応酬合戦で、最終的にアンコールの展開で泣かせにかかってくる。

分かりやすく区分けをしたことで新規の人にも間口を広げつつ、既存のファンにとっても曲調による急激な温度変化が無いように配慮している。これはもう完全に試合巧者の仕事だ。完璧じゃないか。

 

アイドルに求められているのは「非日常的な多幸感の提供」だというのは前々から言ってるけど、BiSHの多幸感は他のアイドルのように「かわいい女の子たちが一生懸命歌って踊っている」というところだけではなくて、純粋な楽曲の良さによる音楽的な多幸感も極振りで上乗せされているのでもうなんかよくわかんない。

あぁ…みんなかわいいし…曲めっちゃ良いし…ヤバい…楽しい…ヤバい…ってなる。語彙を殺される。あっという間に脳の機能が止まり、モッシュの波へうずもれてしまうことこそがこの世の幸せなんだという錯覚を生み出す。アイドルのライブを見に行って楽しかったというよりは、めっちゃ良いひとつの音楽体験をしてきたという感覚のほうが個人的には強い。

 

序盤でモッシュの波にのまれ、気付いたら最初いた位置とは全然違うところで、隣の全然知らないおっちゃんと肩組んでシンガロングしてた。たださすがに圧死しそうだったので何とか逃れて後ろのほうでゆっくり聴いてたら「スパーク」あたりでなんかめっちゃ泣きそうになって、やっぱり前行こ!っつって「MONSTERS」のハチャメチャ感を文字通り肌で感じたりしてた。

 

終盤に「ぴらぴろ」持ってくるのヤバいね。ほぼ思考が機能してない状態であんなもん聴かされたら脳が強烈にしびれるんですよ。この曲とか「beautifulさ」のサビ振りコピとか、ああいうのが本当の意味で一体感っていうんだろうな。やってない人のほうがいなかったもん。この曲のサビには思考を止める能力があるんだよ。何も考えずに腕を振り上げることしかできなくなる魔法がかかってる。

 

あとBiSH現場の何が良いって、お客さんがみんないい人。変なピンチケとかマジでいない。いやまあ、やんちゃなのはいるけど。それでもサイ投げしたりするやつとか、ダメだっつってんのにリフトとかダイブとかするやついないし。その上ちゃんと周りの人助けるし、「もうヤバい」って下がる人がいたらちゃんと道開けるし。

ああいうちょっとしたマナーの良さがところどころに垣間見えるからこそBiSHの現場好きっていうのもあるのかな。あとみんな純粋にBiSH好きそう。聴かせる曲の時はちゃんと聴くし、場合によっちゃ泣くし。「オーケストラ」終わった後ぐるっと周り見たら多分ほとんど泣いてた。おれも泣いた。

終わった後全然知らないやつ同士でフリーハグ状態。おれも知らないおっちゃん10人ぐらいと「お疲れした!お疲れした!いやーマジで、よかった!!よかったっすね!!お疲れした!」とか言い合いながらハグして帰った気がする。覚えてないけど。誰だったんだろうあのおっさん。

 

ともあれ、相変わらず最高だった。ちなみに次のツアーの山口公演もすでに取ってあるのでバッチリ観に行きます。

まだまだ目が離せないBiSH。

野音を超える大きいキャパでのライブが早く見てみたい。

 

頭がおかしくなっちゃっても クズじゃない 知ってた?

ここでやめちゃだめでしょ to die or 生

- 本当本気

 

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「仮面ライダークウガ」って、「古畑任三郎」じゃね?

あまりにも唐突な話に面食らっている人が大多数だと思う。

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クウガ」ってめっちゃ偉大だと思うんですよ。伝説かつ孤高。

それまでのライダー像を一新して、警察と連携する・劇中に「仮面ライダー」という呼称が全く出てこない・そもそも改造人間じゃない、などなど今までの常識を一切廃して作られた新世代のライダー。良くも悪くもクウガ以降のライダー作品における起点となったまさに金字塔。

 

それまでの「BLACK RX」までのライダーっていうのはもうなんていうか「漢」って感じをこれでもかと押し付けてくる。

だって1号ライダーなんて藤岡弘だよ。あんなもん男女の性別で区別できる種類の生き物じゃないし。「藤岡弘」という新種の生き物だよ。特徴的なのはコーヒーの淹れ方とやたらヤラセっぽい探検隊番組に出がちなとこ。

 

ちなみに去年は「仮面ライダー1号」が映画化されて、44年ぶりに漢・藤岡弘が1号ライダーとして変身することになったというトピックスもあったけど、個人的にはあの映画の内容には全力で異を唱えたい。なんで1号が地獄大使共闘してんだよ…。決着つけろよ…。ゴーストとスペクター邪魔だよ…。

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ともあれクウガのようにおしつけがましさの無いカッコよさを兼ね備えたライダーを観たら、それまでの"漢"ライダーが暑苦しくてたまらなくなってくる。妙に首や肩のあたりにむずがゆさを感じる。

いやこれはこれでカッコいいんだけど、お前絶対太陽の子じゃねえじゃんって奴が平気で出てくるし。人の子じゃん。南光太郎はすっこんでろ。死別した両親にどんな顔で会いに行けばいいんだよ。

 

かたや「古畑任三郎」。これはもう語らずともその素晴らしさは伝わりますよね。なのであまり多くは語りません。気になる人は全部見てくれ。爆弾魔キムタクの回が好きです。

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で、こっからが本題だ。

 実は「クウガ」と「古畑任三郎」って、面白さのメカニズムが同じなんじゃないか。

 

難しすぎるゴ集団の殺し方ルール

クウガの敵集団「グロンギ」には下から順に「ズ」「メ」「ゴ」という階級があって、最強位のゴ集団のグロンギが殺人ゲーム(ゲゲル)をするときには明確なルール設定がある。

 

言わずもがな階級が上がるにつれて個々の力も強くなっているため、ただ単純にたくさん殺せばいいというわけではなくなった結果、量より質を重視するゲゲルが行われるようになるらしい。

バカ盛りで評判の定食屋に足繁く通っていた大学生が、社会人になって舌が肥えて一流フレンチに行くようになったという感じか。いや、違うか。学生時代定食屋に通っていた奴はだいたい社会に出ても定食か。

 

一応仮面ライダーって子供向けのはずなんだけど、ゴのゲゲルにおけるルールが今見返してやっとわかるぐらい複雑なものが多くて、思い出せば俺が子供の時観てたころはそういえばよくわかってなかった。

 

だって俺当時まだ小学生だもん。砂場で作った砂山にトンネル開通させてそこに水流して遊ぶのが一番楽しかった年頃の子供に「ショパンの革命のエチュードが…」とか言っても通じるわけねえ。

そもそもターゲット設定が1世代ずれてんだよな。そのおかげで今観ても、というか今観たほうがおもしろい。

 

クウガの終盤、メ集団やゴ集団が中心の話になっていくと、話の焦点は「どういうルールでゲゲルが行われているか」を解明していくところになっていく。前述のとおりそのルールというのが、

 

ショパンの「革命」の譜面通りに人を殺していく

→事件が起きた施設の頭文字が音階で、殺された人数が音符の種類になっていた

○特定の時刻・車両に乗り合わせた人間だけにマーキングを行い、後で殺す

→遺族への聞き込みや、駅周辺で配布されていたライターを被害者のほとんどが持っていたことからようやくルールが判明

○決められた色の「動く箱(バス・エレベーターなど)」に乗っている人だけを殺す

→両手の爪にしたネイルの色の順番で殺していた

 

…などという非常に難解なもの。誰が思いつくんだよこんなの。

 

1人の怪人を倒すのにおおよそ2話~3話分のエピソードを消費し、時にはルールの解明作業以外ほとんどしないこともあった。

でも視聴者側には、ある程度分かる形でこのルールが序盤に提示される。

 

…あれ?これ、古畑任三郎じゃね?

 

 

倒叙モノ」としての近似性 

古畑任三郎の特徴的なところは、「犯行の全容を先に見せておいて、『誰がやったか』ではなく『どうやってやったか』を探偵が解明していく」という、いわゆる倒叙モノの構成だということ。「刑事コロンボ」とかも形としては同じ。

だからこそ大物俳優を犯人役に起用しやすかったりというメリットがあって、そのぶん物語の構成に対するハードルがグンと上がるというデメリットもあるけどもそこは世界の三谷幸喜。さすが上手い。有頂天ホテルは多分50回ぐらい観てます。愛人に間違われた松たか子のくだりが最高に好きです。

 

「古畑」では物語序盤で犯行の全容が流れ、あとはどこからどういうヒントを拾いながら古畑がその犯行の全容を解明していくかという流れ。

クウガ」では物語序盤である程度分かる形でゲゲルのルールが提示され、クウガに変身する五代雄介や警察が推理してその法則性・ルールを解明していくのかという流れ。

これ、どっちも倒叙モノだ。

 

さすがに暗転した中一人立つオダギリジョーにスポットライトが当たって「みんな分かったかな~?」みたいなナメくさった問いかけはないが、結局ジャンルが違うだけで物語の中で踏んでいるプロセスというのはだいたいが同じだったりする。

 

 

ミステリー作品としての仮面ライダー

平成初期の仮面ライダーには、とかくミステリアスな要素が付きまとった。

クウガでいうグロンギなんかその最たるもので、グロンギ語という独自の言語を劇中で使う。しかも字幕とかも出ないし翻訳すらない。

後々ファンサイトで解読されて翻訳されていたり、映像ソフト化された際に対訳が収録されていたりはするものの、リアルタイムで見ていた人はマジでなんて言ってるのかわからなかったと思う。俺も分からなかった。

登場人物が何を考えていて何をしゃべっているのかわからないって、究極のミステリアスの形のひとつじゃないか。

全然話それるけどマジでこの動画に出てくるギノガの回。このくだりだけで記事3本は書ける。「白い4号です」という一言がいかにアツいのかみんなわかってなさすぎ。あとオダギリジョーの演技と吹き替えが神がかってる。

 

そこに「古畑」でおなじみの構成を持ち込むことで、「何を考えているか分からない奴らが何をしていたのか解明していく展開」へと昇華していったのが仮面ライダークウガという、究極のミステリー作品でもあると思う。

特撮作品としても純粋に楽しめるうえに、ミステリーとしても楽しめる。しかもミステリー作品として見ていても、その中には特撮要素の残り香がある。

 

クウガ」というのは、一口で二度おいしい、アーモンドグリコみたいな作品だったわけだ。

 

 

まあだから結局何が言いたいかというと、クウガも古畑もめっちゃ面白いので全部見てくれっていう話です。

追悼

2017年2月8日、

私立恵比寿中学のメンバーである松野莉奈さんが

18歳の若さで急逝されました。

 

 

今日そのニュースを見て、ぶっちゃけ意味が分かりませんでした。

だって、昨日もインスタ更新してたじゃん。

こないだも普通の顔でニコ生出てたじゃん。

なんで急にそんなことになるの?嘘でしょ?

っていうのが、ずっと頭の中をグルグルしてる一日でした。

 

僕は古参でも何でもないですよ。

つい数か月前にベスト盤の衝動買いで出会ったエビ中が、

今や僕にとっては押しも押されぬ生きる希望でした。

 

突発性難聴を抱えたひなたが気合で去年のツアーを回りきって、

かと思えば今度はぽーちゃんがバセドウ病

美怜ちゃんのあれこれもあったりして、

なんか大変だなエビ中とは思ってたけど、

こんなのってないよ。さすがにやりすぎだよ神様。

 

まだ運営さんからの発表は何もないみたいですが、

どういう形になろうと僕は運営さん・メンバーの判断を

100%尊重するべきだと思っています。

松野さんの意志を汲んで、7人でも今後も続けてほしいっていう想いもあるし、

「今の8人がベストメンバーだ」って、++であんなに嬉しそうに、満面の笑みで言ってた松野さん本人がいない状況のエビ中に違和感があるのも事実だし。

新参者の僕ですらこんな思いをしているのに、

古参のファミリーさんや運営さん・スタッフさん、

ましてや家族以上に同じ時間を過ごしてきたであろうメンバーが

どれだけ言葉にし難い想いをしているか、僕には想像できません。

 

こんな形での別れなんて考えてもいなかった。

年末の代々木体育館行けなかったから、早く現場に行きたいと思って

今年の春ツアーのチケット、いの一番に取ったんだよ。

やっとエビ中8人に会える!観れるんだ!と思ってたのに、

神様マジでこんなのってないよ。あんまりだよ。

 

とかっていうのをいろいろ考えながらエビ中の曲を聴いていたら、

本当にいろいろ考えてしまって。他のみんなも悲しんでるし。

でもこういう時僕らはメンバーやスタッフさんに対して

何もしてあげられないわけだから、

せめて松野さんの生きたかった明日を、しっかり生きようと思います。

 

どんなに頑張っていても あなたが見ていてくれなきゃ

いつまでも踏み出せなかった ずっとありがとう

だから私はあなたのこと 永遠に忘れないから

あなたも私を心の隅に置いてて

好きな人に囲まれながら 旅は終わらない

        私立恵比寿中学 - ポップコーントーン

 

心からご冥福をお祈りします。

 

りななん、ありがとう。おつかれさま。

またね。

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エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート

甘くしたいのか苦くしたいのかどっちなんだ。

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 私立恵比寿中学の舞台演劇作品、「シアターシュリンプ」の第1作目。2作目の「ガールズビジネスサテライト」を経て、今年の春に第3作目の上映が発表されたシアターシュリンプ。

アイドルの演劇作品って結構いっぱいあるけど、往々にしてなんか「うん…」って感じのものが多い。メンバーの一人がドラマに出演とかっていうのとは違って、グループ全員が主演みたいな扱いの演劇作品はだいたいが微妙。ももクロの「幕が上がる」はおもしろかったけど、でんぱ組の「白魔女学園」や欅坂46の「徳山大五郎を誰が殺したか?」とか。

駄作だとかそういうことではなくて、アイドルグループのメンバーが全員出演・主演って形はちょっと問題があると思うんだ。だってでんぱ組はでんぱ組なわけだし欅坂46欅坂46なわけで、「アイドル」としての印象が強すぎるがあまり「自分ではない誰かを演じる」ということにとことん不向きだと思うし、その演技の裏に「あぁ、もがちゃん頑張って演技してんなー」とか「平手さんすごいなー」みたいな実体としてのアイドルが演技の向こう側に見え透いてしまうこと自体が問題だと思う。

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だってこんなの、役を演じてる感ないもん。普通にでんぱ組のティザーっぽいもん。えいたそなんかむしろいつも以上にいつも通りのえいたそじゃん。

 

まあ、良くも悪くもそんな感じなんだろうと思って見てみたこの「エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」。長え。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」をはるかに凌駕する語感。「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」とタメを張る。演出はあの世からキューブリックにやってもらおう。

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新参者ながらにいろんなエビ中の作品に目を通してメンバーの個性とかいろいろ把握してるつもりではあるし、その前提で見たにもかかわらず全く演技の裏にアイドルの実体が見え透いてこない。こんな言い方で伝わるのかな。要はエビ中メンバー全員シャレになんないレベルで実は演技が上手い。

エビ中で演技するってなったら柏木ひなたの一強だと思ってたけど実は全員振り切れ感がすごい。8人全員、元のエビ中メンバーのイメージをいい意味でうまく残しつつ演じることに徹している。この感覚は多分、ある程度エビ中に関する知識がある人ならわかってもらえると思うけど、今までのアイドル演劇作品にはない新鮮さと完成度の高さがあった。相当オススメ。

 

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特に小林・中山の最年少コンビ。この2人は喜劇やらせたらアイドル界で右に出る者はいないんじゃないかと思えるレベルで上手い。中山さんはめっちゃ滑舌悪いけど身振り手振りがナチュラルだし表情も豊かで、こないだ観た「ディストラクション・ベイビーズ」の柳楽優弥さながらの怪物演技が垣間見える。

小林さんもセリフ間の間の取り方とか、立て板に水の如く畳みかけるツッコミがキレキレ。おどおどした役回りなんだけどそれを喋っていない時の所作や表情でめちゃめちゃ忠実に演じ切ってる。

 

ちなみに脚本・演出してる土屋亮一さんが所属してるシベリア少女鉄道、これもまたおもしろい。あらゆるところに伏線をちりばめて上手いこと回収しながら気づいたら全然違う話になっているという、コミックミステリーというか叙述コミック的な本が多くて好き。こういうの見てると観劇おじさんになりそう。上映中にメモとか取っちゃいそう。

 

そんなシアターシュリンプの第3回公演「シー・イズ・ノット・ポストオフィス」が3月から東京と神戸で上映。マジのガチで神戸あたり行こうかな~。

ともかくシアターシュリンプの「エクストラショットノンホイップにして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」、非常におすすめです。ん? 

 

 

損益分岐点を重視するアイドル、里咲りさ

この人、アイドルにして、作詞家にして、作曲家にして、社長。

 

もう、日常に寄り添いすぎ。4シーズン問わず使える。今みんなが頼りっぱなしのこたつより全然汎用性高い。夏場の扇風機とか冷房よりも万能。万能ネギより遥かに可動域も守備範囲も広い。

かといって押しつけがましくなく、意識的に必要視なんてしていないはずなのに、気づけば彼女の曲なしで生活することが困難になってくる。でもそれを自覚している自分。これって結構すごいことだと思う。

だってそうでしょ、みんな毎日お風呂入りながら「ああ、これがなかったら俺って毎日臭えんだな」とか、パソコン使いながら「いま電力使ってるけど、これがなかったら生活成り立たねえよなあ」とか思わないでしょ。みんなだいたいなくなってから気づくんだよ。SMAPみたいなもんだよ。一番好きなメンバーは森君です。

 

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この人、18歳でシンガーソングライターとしてステージに立った時に「お金が入ってくる道がまったく見えない」という理由で早々に身を引いたあげく、再受験して大学に合格したのに入学金の金額を見て「事業始められるじゃん」という理由で入学を辞退し、今やフローエンターテイメントというレーベルを運営する個人事業主。いわゆる社長。だから通称「しゃちょー」。もともとアイドルとか音楽家になるより一直線に経営者ロード突っ走ったほうが早かった気もする。孫さんとかホリエモンがギターかついでキャパ100人ぐらいの箱でライブしてるようなもん。損得勘定の鬼。

 

そんな守銭奴、里咲りさの曲がこちら。

バカクソめっちゃいい。踊れるメロウソング。

事実、俺はこの曲を聴きながらじゃないと寝れない。違う曲だと寝れなくなる。1曲リピートで延々と流してないと寝れない。そんな生活がもう半年以上続いてる。

しゃちょーと実際に会ってこの曲についていろいろ聞いてみたこともある。人の歩く速さの平均値でBPMをとってるらしく、だから入眠効果あるのかもね!と言ってた。ちなみにこのCDの歌詞カードには(※その他の部分/デタラメ言語)とかいてある。PVの字幕とも全然違うしほんとにデタラメなの?って聞いたらそれは内緒、みたいなこといわれたのでイラッとしてチェキ撮った。

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とにかくやることなすこと何かと一癖あるくせにスルー出来ない曲を出してくる。最近になって「あ、ピンチ。」っていうユニットを始めたんだけどこの曲もヤバい。

強大な電子の力で脳が殴られる音が聞こえる。「ピキューン」って音が聞こえる。

立場上強いられる部分はあるだろうが、いろんな角度からの「アイドル活動」というものの捉え方が実にフレキシブルな人だと思う。先週なんか「フローエンターテイメント就業体験」っていうイベントやってたもん。オタをこき使う気しかないもん。でもそういう斬新さがたまらなく良い。俺がアイドル好きな理由を常に提供し続けてくれる数少ない一人。俺が東京に居たら迷わず参加してる。

去年だしたアルバムのタイトルは「売れるまで待てない」。俺のほうが待てないよ。なぜ里咲りさが売れないんだ。こんなに先進的で現実的なアイドルはそう他にはいない。非日常の多幸感を提供するはずのアイドルが、「非」じゃない自分の日常にすっぽりと落ち着いてしまうこの感覚。ほかのアイドルではなかなか味わえない。

 

ぜひ里咲りさの曲を聴いて、CDを買って、グッズを買って、みんなでZepp Divercityに行こう。

目指せ、損益分岐点SOLD OUT。